橘玲・著「臆病者のための億万長者入門」を読む。そんなシンプルな方法が…。 | ※個人の感想です。

橘玲・著「臆病者のための億万長者入門」を読む。そんなシンプルな方法が…。

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マネー系の「情け容赦ない」本の紹介です。
橘玲氏の「臆病者のための億万長者入門」。
「資産運用の常識」が書かれているそうです。
私には運用するほどの資産はありませんが…。

おおまかに言うと「長く働いて普通預金」(爆)

人的資本を大きくする方法

「人的資本」というのは、労働市場で運用すると富を得ることができます。
平たく言うと「働いてお金をもらう」。
この人的資本からより大きな富を得る方法として挙げられているのが
「人的資本の運用期間をできるだけ長くする」
という方法。
これも平たく言うと「長く働き続ける」。
そんなこと言ったって定年になったら会社辞めるし…と思われそうですが、
定年後にも何かしら金の入ることをすればいいのです。

「老後問題」の本質は老後が長すぎることにある。だったら、それを解決するには老後を短くすればいい。
(p35)
それはアルバイトかも知れないし、ネットビジネスかも知れない。
在職中にブログを書き始めて定年までに人気を集めて、
定年退職後に広告を載せ始める…という戦略もありです(言うのは簡単だ(爆))。

宝くじを丁寧に説明すると

「宝くじが金融商品だったら」という節で、こんなことが書かれています。

 宝くじの商品特性を金商法の理念に照らすと、券面にはリスクとコストを次のような文面ではっきりと書く必要がある。
「宝くじの購入にはリスクがあります。1等の当せん確率は1000万分の1で、宝くじを毎回3万円分、0歳から100年間購入したとしても、99.9%をの購入者は生涯当せんすることはありません」
「宝くじには、購入代金に対して50%の手数料がかかります。宝くじの購入者は、平均して購入代金の半額を失うことになります」
(p43)
※金商法=金融商品取引法
これが真実です。
それでも夢を見たいという人を止める気はありません。
たくさんの人が夢を買おうとするからこそ、
健診のバスとか公園の遊具とかが買い揃えられるのです。
経済学ではこう呼ばれているそうです。「愚か者に課せられた税金」

最高の投資商品が「普通預金」!?

これは「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」という
別の本でも解説されていたことですが、
一言で言うと「資産運用は普通預金が一番」なのだそうです。
確かに大きくは増えないかもしれません。
でも、丸損よりはましでしょう。
追記の見出しに書いたように「長く働いて普通預金」という地味な戦略が
最強ということになります。
運用は博打とは違うのです。

衝撃!「空海の金運術」の嘘

どこぞの広告で「空海が編み出した金運術」とかいうのがあったのですが、
もしそんなものが実在したら起こりえない事件が綴られていました。

 高野山真言宗と総本山金剛峯寺の2法人は、お布施や賽銭など非課税の浄財を含む30億円をリスク商品に投資した結果、東日本大震災直後の2011年3月末に15億3000万円の含み損を抱えたという。"安倍バブル"で損益は改善したものの、運用実態が不透明だとして2013年2月、内局トップの宗務総長の不信任案が可決され、宗会を解散する異例の事態に至った。
(p60)
 この不祥事ではっきりしたのは、密教のきびしい修行に耐えて高位の聖職者になったとしても、金銭欲の煩悩からは逃れられないということだ。浄財をハイリスクな投資に注ぎ込むのは儲けたいからで、投資の失敗を隠すのは責任を逃れるためだ。その姿をあさましいと思うだろうが、それをいうなら政治家も僧侶も私たちもみんなあさましいのだ。
 高野山の高僧は、人間の愚かさを身をもって教えてくれたのだ。
(p62)
空海に一番近い場所の人々がこの始末です。
まさか「空海の金運術は高野山にも伝えられていない秘法です」なんて
言われないでしょうね…。

「引寄せの法則」みたいなものを読んでから
こういうのを読むと、簡単に夢から覚めます。
資産のために仕事探そう…。

416660970X臆病者のための億万長者入門 (文春新書)
橘 玲
文藝春秋 2014-05-20

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